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2024年の都道府県魅力度ランキングが発表されました。トップの都道府県とともに話題になるのは最下位の都道府県。都道府県魅力度ランキングでは最下位になることが多かった茨城県に旅行に行ってきました。正直、旅行に行く前は何があるのかあまりピンと来ていなかった著者ですが、旅行後には茨城の魅力に気づきました。
海も山もある茨城県は水戸、笠間、つくば、土浦、大洗、白糸の滝、鹿島神宮など有名な場所がたくさんあります。今回は2泊3日の旅行で訪れた場所を記事にしました。歴史があり、いい景色があり、美味しいものがある素敵な場所をご紹介します。
水戸
日本三名園の一つの偕楽園は水戸市街にあります。JR水戸駅から偕楽園までは1本道で分かりやすく、その途中には百貨店があったり飲食店があったりホテルがあったり地元の人も観光客も賑わっていました。
偕楽園・弘道館 江戸時代から現代に残る名所
偕楽園は水戸駅からはパスで20分、弘道館は水戸駅からすぐの場所です。歩くのが好きな方は街歩きがてら水戸駅から偕楽園まで歩けなくはない距離です。偕楽園までの道の脇には徳川斉昭公の銅像があったり、いたるところに斉昭公の痕跡を感じました。
偕楽園

まずは偕楽園、水戸に来たら必ず訪れたい場所です。日本三名園である偕楽園は水戸藩第9代藩主徳川斉昭公によって造られました。春は梅、秋は紅葉と四季に合わせ景色を楽しめます。斉昭公は広く一般に楽しんでもらえるように偕楽園を作ったとのことです。園内はとても広く、竹林の「陰」のエリア、梅や広場がある「陽」のエリアと2つの違うテイストの庭が存在しています。陰と陽の間にあるのは好文亭という建物です。好文亭は2階建ての日本家屋で四季を彩るお庭の木々や近くの千波湖が美しく見渡せます。好文亭に入る前までの砂利道と竹林の美しさや門扉で期待感が高まります。好文亭の中は日本家屋ならではの艶のある床板や畳、障子から見える外の景色は最高です。好文亭は入場料がかかりますが、一見の価値ありです。



偕楽園の特徴でもある陰陽の変化を感じるには「好文亭表門」からの入園がおすすめです。表門は歴史ある日本的な門扉でこれを見るだけでテンションが上がります。門をくぐり、竹林のなかを進むと好文亭が見えてきます。砂利道になっており、歩くたびに砂利の音と足に感じる振動が心地よいです。好文亭を挟み反対側には梅林が広がっています。2024年2月下旬に訪れた際はちょうど梅の花の見ごろでテレビの撮影をしているところでした。江戸時代には梅は梅干しとして軍事用に活用されていたとのことです。


偕楽園本園のすぐそばには千波湖という湖があり、水戸光圀公像、徳川斉昭公像などがありました。そばにある茶屋で梅ソフトクリームをいただきました。千波湖の周りはジョギングコースが整備されていて、地元の方がランニングや散歩を楽しんでいました。湖や偕楽園の木々を見ながら走ったり散歩したりできて気持ちよさそうでした。
弘道館



偕楽園とともに見学したい場所が弘道館です。こちらも徳川斉昭の時代に建てられ、今でいう大学のような位置付けの施設だったそうです。日本家屋と庭がきれいなことは偕楽園と変わりませんが、弘道館にはたくさんの書と拓本がありました。斉昭公の書もあります。美術館ではありませんが書や拓本、お庭の美などで芸術面でも満たされる場所でした。斉昭公の多彩な才能を感じます。
ドーミーイン水戸

ドーミーイン水戸は水戸観光に好立地です。向かいにコンビニがあったり、水戸京成百貨店が近く水戸駅からも徒歩圏内です。安心のビジネスホテルです。個人的なドーミーインの推しポイントは、部屋が1Kのような間取りになっている事です。また、夜泣きそばとご当地の朝食メニュー、水戸は温泉が付いているのもドーミーインを選んだ理由です。朝食はけんちん蕎麦、アンコウのから揚げなどがご当地メニューとしてありました。
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MOOD COFFEE&ESPRESSO
ドーミーイン水戸から近くおしゃれなカフェを見つけました。ムードコーヒー&エスプレッソさんの店内はコーヒーの麻袋や販売用の豆などがレイアウトされており、イートインも持ち帰りもできるコーヒーショップです。店員さんが丁寧に1杯ずつコーヒーを淹れてくれます。試飲ができ気軽に店員さんと相談できるので迷わずコーヒー豆を選べます。香りが華やかで酸味があるコーヒーを多く取り扱っているように感じました。訪れたときは20度超えの日だったのでアイスコーヒーをいただきました。浅煎りで香リがよくすっきりした後味で美味しかったです。
筑波山周辺
日本には古来から山岳信仰がありますが、筑波山はそれが色濃く残っている場所でした。昔の人が山の神様への畏敬の念を抱きながら山とともに生活したのが想像できます。また、記紀に由来する伝説(?)も数多く残されています。大御堂、筑波山神社、筑波山の順で標高が高くなっていきます。
筑波山大御堂

坂東三十三観音25番札所、筑波山大御堂は近年建て替えが終わり、本堂の木目が新しさを感じます。道路から本堂へ向かうには階段を登っていきます。本堂を道路から見上げると思わず「おぉ~。」と嘆息。登り切って振り返るといい景色が見られます。御朱印もカッコよかったです。駐車場がわかりにくい場所でした。筑波山の入り口の大鳥居を過ぎたらヘアピンのように左折すると駐車場があるようです。大鳥居の近くの市営駐車場の方が分かりやすい場所にあります。
筑波山神社

大御堂の脇に神社へと続く道があります。筑波山の山岳信仰がより感じられる場所です。神社なので鳥居もありますし、お寺の山門のようなものもありました。山門のようなものはかなりの歴史を感じます。左右にいるのは風神雷神ではなく、記紀の登場人物だったと思います。
筑波山

筑波山は男体山・女体山からなる標高877mの山です。筑波山神社から筑波山山頂へ登るケーブルカーは筑波山神社からすぐです。少し階段や坂があるので歩きやすい靴が◎。山頂へは20分ほどで到着し、山頂からの眺めを見渡せるはずが、悪天候で何も見えませんでした。山頂にはカフェやレストハウスがあります。一部のレストハウスの屋上には展望台があり晴れていたらたくさん写真を撮れたかな…。登山を楽しんでいる方も多かったです。
笠間
この茨城旅をするまで、栗の生産日本一が笠間市だとは知らなかったです。笠間市は食べ物もおいしいし、観光スポットもたくさんあり、笠間焼のお店もありました。知れば知るほど興味が湧く街です。
道の駅かさま 栗ソフトとすいーとぽてとがオススメ!


笠間に来たらぜひ立ち寄りたい場所で、今回の2泊3日の旅の間で2回立ち寄りました。茨城産の農産物やお惣菜、お土産物、フードコートなどがある道の駅です。こちらで買って良かったものの1つ目は、「すいーとぽてと」です。職場の人へのお土産として購入し、皆さんからとても美味しい!と好評でした。パケ裏にはさつまいもが一番最初に表記されていました。たっぷりとさつまいもを使用して甘さも濃厚さも絶妙な加減でとっても美味しいです。もう一つは、フードコート内の「笠間の栗ソフト」です。濃厚なミルク感と奥の方で感じる栗の風味、粒々の栗が練り込まれています。栗感は少なめですが、さっぱり系より濃厚なソフトクリームが好きな私は大好きな味でした!
農産物の直売所の建物では、お土産物、お惣菜、農産物など広いスペースで販売されていました。訪れた2月はいちごがたくさん。名産のさつまいも、干し芋もたくさんあります。きのこ類、葉野菜も新鮮なものがたくさんありました!
佐白山正福寺

こちらは坂東三十三観音の巡礼で訪れました。坂東の巡礼用品が揃えられる札所です。お寺の向かいには大きな駐車場があり車で行きやすい場所でした。山門は道路からすぐ見えます。赤い幕には可愛く描かれたアマビエが迎えてくれます。御朱印は山門を抜けてすぐの建物で、その脇を抜けて本堂へ向かいます。緑や赤の幕がかかり趣ある本堂でした。近くには笠間稲荷神社、笠間日動美術館、笠間城跡、笠間焼など、歴史ある土地であることを感じる来訪になりました。
桜川市
桜川市は筑波山、笠間市に近い場所です。今回の旅では雨引観音と真壁の街並みを見てきました。
天引観音


坂東三十三観音の第24番札所です。こちらも広い駐車場がありアクセスしやすいです。敷地は広く山門やお堂も見応えがあります。境内には孔雀や山羊がいる珍しい札所です。孔雀は放し飼いであちらこちらで見かけました。坂東三十三観音の中では唯一の安産祈願の札所で、お子さんの節句で雨引観音に参拝することも多いようです。他の札所よりもご家族連れの方が多い印象でした。
真壁の町並み

真壁の街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。江戸時代の雰囲気の建物や街並みが残っています。私が訪れたのは2月下旬で、「真壁のひなまつり」の開催中でした。家や店の前に雛人形を飾りつけて訪れた人をおもてなししてくれます。
まとめ 茨城は魅力がたくさん!
今回は茨城県の中でも水戸、筑波、笠間、桜川市で訪れた場所をまとめました。水戸の偕楽園、筑波山、笠間の栗とサツマイモなどの美味しいものの魅力が伝わったらいいな、と思い記事を作成しました。キラキラ感はないですが、歴史や美味しいものがたくさんある魅力的な土地であることを知りました。今度は土浦や霞ケ浦、鹿島神宮、白糸の滝、日立など別の場所にも行ってみたいと思います。
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