東京都北区から東京湾まで約23.5キロ、東京の南北を流れる隅田川。江戸時代から東京の発展を支えてきました。周辺では屋形船やスカイツリーなどのスポットもありますが、本記事では橋めぐりをメインに見どころをご紹介いたします。建築としての美しさ、橋が持つ趣のある景観、橋の構造の違いなど、見れば見るほど面白く興味を惹かれます。少しずつレビューを更新していきますね。どうぞよろしくお願いいたします。
隅田川の橋
隅田川の橋は個性豊かです。さっそくご紹介していきますね。
隅田川の代表的な橋を河口から順に並べました
- 勝鬨橋
- 築地大橋
- 佃大橋
- 中央大橋
- 永代橋
- 清洲橋
- 墨田川大橋
- 新大橋
- 両国橋
- 蔵前橋
- 厩橋
- 駒形橋
- 吾妻橋
- 言問橋
- 桜橋
- 白鬚橋
- 水神大橋
- 千住汐入大橋
- 千住大橋
河口付近は近代的で大きな橋が多く、中流付近はデザイン性の高い橋、上流は実用的な橋が中心になるようです。
勝鬨橋 国の重要文化財

築地からほど近く、築地と月島を繋ぐ可動橋です。戦後に物流は川から陸へと変わり、昭和45年を最後に開かずの可動橋となっています。橋の可動させるとき、通行する車両や歩行者を守るための信号機は現在でも見ることができます。勝鬨橋は可動橋としての建築の面白さが魅力の橋です。かつての変電所は「かちどき 橋の資料館」として生まれ変わり、変電設備や勝鬨橋の歴史を学べたり、予約制で可動させるための施設の内部を見学することもできます。石原慎太郎知事の時代に重要文化財に指定されました。

佃大橋

勝鬨橋から上流に向かって歩くと、佃大橋と奥の中央大橋が二重になって見えてきます。隅田川の両岸は高層マンションが立ち並んでいます。川の上は広々空が高くみえ抜け感がある景色です。佃大橋の湊地区側は下町の雰囲気。鉄砲洲稲荷神社は江戸湊の入り口に位置し、地元の方々の信仰を集めている神社です。月島側には住吉大社や月島観音があります。ここには300年の歴史を持つ佃島渡船場がありましたが、佃大橋の完成によって渡船は廃止されたとのことです。(中央区教育委員会の掲示板より)佃大橋の付近には水門が多くみられました。

新大橋 広重の浮世絵「大はしあたけの夕立」の舞台

新大橋は隅田川の橋の中で3番目に古く、江戸時代5代将軍綱吉の頃に建てられたそうです。その頃は木製で「大橋(現在の両国橋)」に対して”新しくできた橋”ということで新大橋という名前が付けられたとのこと。歌川広重の浮世絵「名所江戸百景大はしあたけの夕立」は新大橋です。この有名な橋だったとは!同じような画角になるように写真を撮ってきました。現在の新大橋は当時の場所から100mほど離れた場所にあるそうです。
両国橋 江戸時代と現代を繋ぐ

両国橋も水運で栄えた江戸時代を感じることができます。ヒトとモノが増えて文化や芸術も盛んになったのかな、と想像します。葛飾北斎の浮世絵「両国納涼一の橋弁天」はこの橋で、賑わう街や人が描かれています。北斎が描いた浮世絵の風景を辿れます。
番外編 南高橋 旧両国橋の資材が使われている

隅田川の橋ではないのですが、旧両国橋の資材を使い造られたということなので番外編としてまとめました。関東大震災の復興事業として架けられた、都内に現存する鉄橋のうち、道路橋としては最も古い橋だそうです。(中央区の看板より)
春には橋の袂に桜が咲き、近くの鉄砲洲神社や築地まで足をのばし春の散歩にはおすすめのロケーション。橋の上にかけられた鉄の梁のようなものが、トンネルをくぐるような気持ちになりグッときます。
隅田川周辺の観光、見どころ
隅田川沿いの見どころをご紹介します。橋を見に来たら一緒にこちらも訪れてみてはいかがでしょうか?渋めなセレクトです。
築地本願寺

築地駅を出るとすぐ、石でできたら柵の間からオリエンタルな石造りの本堂が見えてきます。築地本願寺は日本的なお寺とは一味違う建築です。本堂に入ろうと階段を登ると、ステンドグラスのような作りのカラフルな蓮が見えてきます。本堂の中は一般的なお寺と同じように、奥にご本尊さまがいらっしゃいます。こちらではお焼香ができます。

築地エリアで一休みしたくなったら、本願寺の中にあるカフェ「築地本願寺カフェTsumugi」はいかがでしょうか?広々とした店内で日本茶やあんみつ、かき氷などをいただけます。モーニングやランチもやっていますよ。店内から本堂を見ながらお食事ができます。モーニングは予約した方の分は確保されるそうです。行かれる方はぜひご予約を。
まとめ
隅田川に架かる15の橋のご紹介でした。橋を知ると、建築の美しさや東京の歴史を実感することができました。「ザ・観光地」ではありませんが、景観がよく散歩には最適です。機会があったら、ぜひ訪れてみてくださいね!


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