二重橋や皇居東御苑などがある東京有数の名所である皇居。天皇家のお住まいであると同時に、江戸時代には徳川家の居城であった旧江戸城でもあります。「江戸城の城址公園」と考えると親近感が湧くのは私だけでしょうか?
そんな皇居といえば皇居ランが有名ですね。皇居ランをしてみたいと思いつつ、走れる自信はないのでウォーキングを楽しんできました。手軽に体を動かせるウォーキングはおすすめです。皇居1周は約5キロで、歩いている最中にもたくさんの名所を見ることができました。エリア別で見どころをまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
皇居ウォーク 概要とエリア別の見どころ
「皇居」といえば「皇居ラン」はよく聞きますよね。
ランじゃなくてウォーキングしたよ!
皇居は1周約5キロです。写真を撮りながらのんびり歩いて約1時間半でした。平日の昼過ぎに着きましたが、ランナーさん、観光客、たくさんの人でにぎわっていました。ランナー、ウォーカーは皇居周辺は反時計回りに進むのがマナーとのことです。場所によってはランナーさんが多いので、邪魔にならないように歩きました。
エリアごとにおすすめスポットをご紹介します!
①楠公さんの銅像
楠公さんの愛称で親しまれる楠木正成公の銅像前からスタートします。ここには楠公レストハウスというレストラン兼お土産物店があります。楠木正成公の像は「東京の三大銅像」の一つ。楠木正成公が馬にまたがり大きく体をひねった姿で勇ましさと躍動感を感じる銅像です。銅像はプレートがある方が正面ですが、楠木正成公の像は正面に背中を向けている珍しい銅像です。
皇居に背を向けないようにしているとのことです。顔を皇居へ向けているから正面からは顔が見えないよ。
お顔を見ようと後ろ側へ回ると、銅像の向こうには丸の内のビルが見え景色が変わります!
②二重橋 まるで実写版ジャポニズム!?和洋ミックスのテイスト
二重橋って言葉だけは聞いたことがあるけど、、何があるんだろう?
皇居外苑の中でも、とりわけ人でにぎわっていたのが二重橋。皇居の正面にあたる場所です。二重に橋が架かっているのが見え、近くまで行くことができるようでした。奥の方には櫓が見えます。ここからの眺めは、江戸城跡と、レトロな雰囲気の石造りの橋、お濠の雰囲気が相まって、さながらモネの描いたジャポニズムの絵のようでした。人は多いですが、天気の良い日はフォトジェニックな写真が撮れそうです。
③皇居外苑 江戸城跡とクロマツ×丸の内ビルのコントラスト
皇居外苑の敷地には、城門や櫓、お堀、広場にはクロマツが植えられ広々としています。お濠端を歩いていると時代劇のセットの中にいるようです。皇居に背を向けると丸の内・大手町方面のビルが立ち並び、都会の中に佇む皇居の大きさが分かります。「皇室のお庭」といわれる皇居東御苑は入園無料で立ち寄れます。様々な動植物が観察出来るようです。(開園日が決まっています。hpでチェックしてください。)
④竹橋周辺 東京都花ソメイヨシノのタイルを探せ!
皇居外苑お濠端を歩き、大手門を過ぎるとだんだん江戸城跡の雰囲気からオフィスや文化施設が立ち並ぶ雰囲気に変わってきます。大手門周辺に限らず、皇居周辺には各都道府県の県花のタイルがはめ込まれています。皇居がある東京都はソメイヨシノだそうです。出身地やお気に入りの場所の県花を探してみても楽しそうです。
東京都の県花(都花?)は竹橋あたりで発見!
⑤千鳥ヶ淵~半蔵門~桜田門 紅葉とお濠とビルと、有名な建造物たくさん。
桜で有名な千鳥ヶ淵。千鳥ヶ淵〜半蔵門〜桜田門のあたりは反時計回りに回るとだんだんと下り坂になります。左手はお濠や江戸城跡の石垣が見えます。お濠の内側の木は緑が濃く、街路樹は紅葉が楽しめます。桜田門に近づくとお濠の向こうに丸の内のビルが見え、江戸時代と現代の両方を感じます。ここまでくると皇居ウォークは終盤です。
この道にも県花タイルがあるよ
⑥ご褒美!楠公茶房で抹茶ソフト
楠木正成公の銅像前に戻ってきたら、皇居ウォーク1周達成!ということで、お楽しみの甘味抹茶ソフトをいただきました。抹茶やほうじ茶を使ったドリンクやコーヒーなどもありました。楠公茶房の近くには芝生やベンチがたくさんあり、のんびりしている人がたくさんいました。11月下旬でも天気が良いと日向は太陽でポカポカしてきます。このエリアに来るだけで気分転換ができそうです。
まとめ 江戸情緒と現代のコントラスト 魅力たっぷり
皇居の周りには、江戸時代の名残を感じる城門や櫓があり、近代的なビルや建物があり、歴史を感じるスポットがたくさんあります。歩いているからこそ、自分の興味のあるもの、魅力を感じるものをゆっくり見られます。時間のないときには皇居外苑だけ散策しても気分転換になりおすすめです。東京で時間があれば、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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